認知神経科学

認知神経科学

多種職連携を考慮した臨床と 認知神経科学に基づく医学研究をめざして

 社会適応(adjustment)に必要な脳機能を解明するため、ヒトの前頭葉(社会脳)の成長・成熟・発達過程とその障害を神経心理学(前頭葉機能検査の開発)、神経生理学、神経放射線学的視点より認知神経科学的研究を行っている。本研究の対象疾患は、重症心身障害、脳性麻痺、てんかん、発達障害等であり、期待される研究成果は社会的適応障害の予防と対策に関する臨床医学的診断、治療に新たな手がかりを与えられることである。教育支援目標は、地域から抽出された臨床研究を通じて明らかにされた新しい健康指標を地域の医療に導入し還元すること、さらに先端医学に精通し新しい健康情報の意義と活用法に熟知した看護師、保健師が地域、教育現場で活躍することであり、この理念を持って医学の発展に寄与していきたいと考えている。

 山梨大学大学院医学工学総合研究部 健康・生活支援看護学講座                             相原正男