前期の講義・演習が終了しました!(3年生)

2018年09月28日

 3年生は成人看護学の前期の講義・演習を通して実践的な看護を学んできました。今回は,「治療食とケア」,「リハビリテーションとケア」についてご紹介します。 

「治療食とケア」

 5/18に女子栄養大学の岩間範子教授よりエネルギーを抑えた食材選択や調理法の工夫について講義を受けた後,豆腐入り肉団子や,寒天でコーヒーゼリーを作りました。通常食としてハンバーグも作り,味や食べ応え,満足感などを比べながら試食しました。

口当たりが良くなるよう,できるだけ細かく切るよう指導を受けました

調味料を正確に計量



 

メニュー


試食タイム♪

 



 調理実習後のディスカッションでは,食材などの正確な計量や,調理方法の工夫をしたことで,学生からは「焼くより,茹でることでエネルギーを減らすことができると分かった」「やっぱり味が薄かった。」「塩分が少なくても楽しめるよう,彩りも大事。」等の感想がありました。

 また,学生は自身の1日の食事内容を記録し,栄養計算をした結果から自分の食生活を振り返る体験をし,個々の食生活の課題を共有したり,これらの体験を看護にどう活かすことができるのかについてグループディスカッションをしました。「一人暮らしで,野菜不足だから野菜ジュースを飲むよう心がけよう…」「自分の1日分の食事について栄養価計算することで,不足している栄養素などの課題が分かったので,患者さんの食生活指導にも取り入れ,活用していきたいと思った。」「計量・記録・栄養計算することは大変だったため,食事制限を行う患者さんの大変さも知ることができた。」等,活発に意見交換を行っていました

 これらの体験から,患者さんの立場に立って考え,一緒に食生活の改善点を考えることの大切さが学べたようです。

栄養価計算後のディスカッション



「リハビリテーションとケア」 

 6/1甲州リハビリテーション病院の中島育昌先生にリハビリテーションの概念や患者を動かす基本,患者と看護者にとって負担の少ない安全な移動動作について講義を受けた後,6/16/29に附属病院リハビリテーション部の先生方(理学療法士,作業療法士,言語聴覚士)より,正確に関節可動域や筋力の測定をする方法や,患者さんを安全にベッドから車椅子に移動する援助方法等の指導を受けました。また,附属病院リハビリ室でもリハビリテーションの実際を体験しました。

角度計を用いて肩関節の可動域を測定

松葉杖を付きながらの階段昇降


 松葉杖を用いた階段昇降を体験したことで学生からは,「階段や段差の恐怖を感じた。」「患者さんがどのように感じているか分かったので,患者自身のペースに合わせて援助していきたい。」等の感想がありました。

 3年生は,事例学習で看護過程の学びを深め,様々な演習を通し,実践で活かすための知識や技術を習得してきました。9月から臨地実習が始まりましたので,今までの知識や経験を活かせるよう,教員もサポートしていきます。

成人看護学:長崎