調理実習を行いました!(3年生)

2019年07月22日

成人看護活動論Ⅲ「治療食とケア」では,5/10・5/17に女子栄養大学の岩間範子教授より栄養素の種類やはたらき,患者さんの病態に合わせた食事内容や形態,食材の選び方や調理法について講義を受けた後,エネルギーを抑えたメニューの調理実習を行いました。

講義の様子

調理実習では,エネルギーコントロール食として豆腐入り肉団子や,寒天でコーヒーゼリー,通常食としてハンバーグを作りました。塩分量の計算や野菜の廃棄量など,分量を正確に測り調理しました。カロリーが少ない料理でも,味や食べ応えなど,満足感が得らえるよう,野菜の切り方や香辛料を加えるなどの工夫をしました。

挽肉に豆腐を入れて,口当たりを良くするためによくこねました

エネルギーを抑えるために,油は使わずに肉団子を茹でました

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

完成した料理をグループ毎に味,食感等についてディスカッションしながら試食しました。試食後学生からは,食材や調理方法の工夫をしたことで,「焼くより,茹でることでエネルギーを減らすことができると分かった」,「食塩を食材に混ぜずに直前に付けて食べてみたら味を感じられて,少しの塩分でも満足することができた」,「制限された食事でも,見た目や食感で食事を楽しめるような工夫も大事」等の感想が聞かれました。

メニュー

味,食感等についてディスカッションしながら試食しました

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

また,学生は事前課題として自分の1日の食事内容を記録し,栄養計算をしました。グループディスカッションでは,栄養計算の結果から自分の食生活の課題を振り返り共有し,これらの体験を看護にどう活かすかについてディスカッションをしました。

栄養計算ソフトで学生自身の食事の栄養価計算しました

自分の食生活の課題をグループで共有しました

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

学生は自分自身の食生活について,「エネルギーが足りてないのに,塩分摂取量が多かった。高血圧につながってしまうため,減塩の調味料や酸味などで味付けの工夫をすることが必要。」「自分が健康だと思って摂っている食事も,栄養計算してみると脂質が多くバランスが悪かった。」「ビタミンが摂れていなかったので,野菜や果実を積極的に摂取したい。」などの課題を挙げていました。

「患者さんの1日の食事摂取量を数値化することで,どんな栄養素が不足しているのか,摂り過ぎているのかが明確になるので,実習でも患者さんの食事を計算して食生活の改善点を一緒に考えていきたい」等の感想もありました。患者さんの立場に立って考え,一緒に食生活の改善点を考えていく大切さも学べた演習となりました。

                                          成人看護学:長崎