「リハビリテーションとケア」演習を行いました!(3年生)

2019年08月28日

5/31甲州リハビリテーション病院の中島育昌先生にリハビリテーションの概念や患者を動かす基本,患者と看護者にとって負担の少ない安全な移動動作について講義を受けた後,5/31と6/28に附属病院リハビリテーション部の先生方(理学療法士,作業療法士,言語聴覚士)より,正確に関節可動域や筋力の測定をする方法や,患者さんを安全にベッドから車椅子に移動する援助方法等の指導を受けました。また,附属病院リハビリ室でもリハビリテーションの実際を体験しました。

中島先生の講義

関節可動域を測定中

看護者にとっても負担が少ない介助のコツを教えていただいているところ

重心を低くして自分の方に引き寄せて… 学んだことを実践!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

理学療法では,松葉杖の正しい高さの合わせ方について説明を受けた後,階段昇降を体験しました。学生からは,「階段や段差の怖さを実感し,患者さんがどのように感じているか分かった」「隣で見守っていてくれるだけで安心できたので,積極的に援助をしたい。」等の感想がありました。

松葉杖を付きながらの階段昇降

 

作業療法では,グループでジグソーパズルを行い,患者さんにとってこの「作業」がどのようなリハビリに繋がっているのかをグループごとに考え発表しました。
パズルという1つの動作を通じて指先の動きだけでなく,色や形の識別,集中力,姿勢の保持,達成感などの精神面へのアプローチにも繋がっていることを学べました。

ジグソーパズルをしながら,リハビリの効果を話し合っているところ

 

言語療法では,言語聴覚士の役割について説明を受けた後,嚥下(飲み込み)のメカニズムを教えていただき,実際に頸(けい)部に聴診器を当てて自分の嚥下音(飲み込むときの音)を確認しました。学生からは,「嚥下音を聴診することで,誤嚥をしていないか確認することは,誤嚥性肺炎を予防する上でとても大切」という学びが聞かれました。

頸部に聴診器を当て,お茶を飲み込む際の音を確認中

最後にリハビリテーション部の先生方より,それぞれの職種の連携が大切であることのメッセージをいただきました。学生からも「他職種と連携するためには,その職種の強みを理解することが大切」「患者中心のチーム医療をおこなっていくために他職種の役割や関わり合いについて学ぶことができて良かった。各々の職種が互いに協力し,尊重し合うことが大切であると感じた。」と学びが聞かれました。
これらのことを後期からの臨地実習に活かせるよう期待しています。

                                    成人看護学:長崎