教員・研究紹介

成育看護学講座教員紹介

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母性看護・助産学 教授 小林 康江
講師 浅野 浩子
助教

佐々木 美果

眞嶋 ゆか

小児看護学 准教授 阿久澤 智恵子
講師 安藤 晴美
助教 大島 智恵

母性看護・助産学

小林 康江:教授

専門分野 母性看護学、助産学
主な研究テーマ 母親になることを支える看護  助産師継続教育
研究 女性が母親になる移行期の看護について研究しています。女性が母親になる過程において、子どものことがわかるようになることはとても重要なことです。子どもの特徴がわかることで、その子にあった世話ができるようになります。母親が育児に対して「やっていけそう」と思えること、母親の自信を醸成する看護の構築に向けて研究に取り組んでいます。
また、2011年10月にプライマリー助産ケア講座(寄附講座)が設置されました。プライマリー助産ケア講座のメンバーと共に「地域連携型『継続助産ケア実践研修プログラム』の創成」基盤研究(C)(課題番号45933691)に取り組んでいます。これは、学士課程で助産基礎教育を終了した新卒助産師を養成する対象とした継続教育プログラムを作成・実施・評価することを目的としています。現在、1年目2名、2年目2名、3年目1名総勢5名の助産師が、本プログラムに則り、実践を重ねています。
さらに、女性の尿失禁、骨盤底臓器脱について、在宅・高齢者看護学の谷口先生と協働し、これらの自覚症状の改善を目指す研究に取り組んでいます。
学生たちへのメッセージ 看護の受けてである患者さんたちにどうなって欲しいと思うのか、役に立つことは何か、そのために必要な学習は何かを考えながら共に学びましょう。

浅野 浩子

役職 講師
専門分野 母性看護学 遺伝看護学
主な研究テーマ   周産期・新生児期の遺伝看護教育プログラムの作成
研究 周産期、新生児医療の領域では、急速な遺伝学的検査技術の向上により、遺伝性疾患の早期の診断が可能となっています。その一方で、遺伝学的な問題に不安や関心を持つ両親が増加し、看護にも、ケアの一員として親子を支える役割が期待されます。しかし、現在の看護教育体制は整っておらず、臨床では遺伝学的な診療やケアに関する継続教育を受ける機会がありません。このため、看護が効果的に提供されるための教育プログラムを作成できるよう取り組んでいます。

佐々木 美果

female
役職 助教
専門分野 母性看護学 助産学
主な研究テーマ   シングルマザーの育児支援について
研究 現在家族形態は多様化しており、母子世帯数は増加している傾向にあります。ひとりで育児を行う母親の場合、夫婦で育児をしている母親とは異なった困難やストレスがあると考えられますが、その実態や支援については十分に把握されていません。シングルマザーが育児をするなかで必要とされる支援について、考え取り組んでいます。

眞嶋 ゆか

female
役職 助教
専門分野 母性看護学 助産学
主な研究テーマ   新生児のスキンケア
研究 産婦人科、NICU、内科病棟での勤務において、おむつで排泄する患者さんは多く、中にはおむつ皮膚炎を発症する方もおられました。新生児であってもおむつ皮膚炎は発症し、おむつ皮膚炎を含む新生児の皮膚トラブルは母親にとって育児上の心配事とされています。母児が健やかな生活を送れるよう、新生児のおむつ皮膚炎を予防するために看護で解決できる方法は何か、皮膚の健康を保つためにはどのようなケアがよいのかを探求し、ケアとしてお母さまと赤ちゃんに還元できるような研究に取り組んでいます。

小児看護学

阿久澤 智恵子:准教授

専門分野 小児看護学 子ども環境学
主な研究テーマ 子ども達の地域生活を支えるための研究
研究

医療の高度化に伴い救命率は上昇しましたが、後遺症や慢性的な状況・慢性疾患により医療依存度の高い子どもが増加しています。入院日数の短縮化により、在宅への移行が推進され、病棟だけでなく保育所(園)・幼稚園・学校・障害児通所支援施設等、子ども達が生活するあらゆる環境に看護の力が必要とされるようになってきました。健康問題・健康障害の有無やレベルに関わらず、子どもの生活する地域社会や家庭、施設環境の整備を提言できる小児看護・小児保健に関する研究を行っています。

〈今まで取り組んできた主な研究テーマ〉

・保育所看護職者の保育保健活動における役割に関する研究

・保育所における食物アレルギー起因のアナフィラキシー対応に関する研究

・児童虐待対応における関係機関・多職種の連携に関する研究

・NICUからの在宅移行支援、医療的ケアの必要な子どもと家族への支援に関する研究

 現在、山梨大学附属病院のアレルギーセンターのスタッフとして所属し、多職種と連携・協働しながらアレルギー児とその家族のQOLが向上するような取り組みを行っています。

学生たちへのメッセージ

子どもがちょっと苦手だった私が、学生時代の小児看護学実習を体験し、子どもの可愛さや不思議さ、面白さに取りつかれ「子どもの看護」の道に進むことを決めました。実習は、今までの価値観や考えを180度変えることも起こる、とても不思議な体験です。皆さんも「子ども」の魅力を一緒に探してみましょう。

安藤晴美:講師

female
   
専門分野 小児看護学 周産期看護学 家族看護学
主な研究テーマ   低出生体重児の親子関係形成に関する研究
研究 新生児集中治療室 (Neonatal Intensive Care Unit:NICU)への入院を余儀なくされる子どもさんと親御さんへどのようにサポートしていったらよいのか、看護実践に着目して研究しています。また、療養が必要なお子さんをもつご家族の方々の体験や、実践現場での看護者の体験など、その時々の思考や感情を振り返り、語っていただくといった面接を行い、その内容を一つひとつ解釈しています。そこからご家族のニーズにあった看護を考察しています。“看護”とは何かを一緒に考えてみませんか

大島智恵:助教

   
専門分野 小児看護学 
主な研究テーマ  

発達に偏りのある子どもの親と子のよりよい関わり方の研究 

造血細胞移植ドナーの心理的経験についての研究

研究

近年よく耳にする「発達に偏りのある子ども」は、通常学級に通う子どもの中に一定の割合で存在しています。家庭や集団生活で周囲の期待する行動を取ることが苦手であるために、叱られることが多く、自尊感情を保ちにくいと言われています。その心理状態が重なると非行や日常的に暴力や破壊行動をとる「行為障害」に至ることもあり、初期からの周囲の関わり方の重要性が指摘されています。そのような子どもの両親とともに、よりよい子どもとの関わり方を考え、研究しています。

現在、日本造血細胞移植学会の認定移植コーディネーターとして附属病院などで活動しています。造血細胞移植は、白血病などの難治性造血器疾患患者の生存に効果をあげる治療法ですが、ドナーなくしては行えない治療です。造血細胞移植患者・ドナーの支援をするとともに、ドナーの心理的経験についての研究を行っています。